一人暮らしであるなら賃貸物件に住むのが現代のスタンダードですが、気をつけておかないと後で後悔することもある点がいくつか存在しています。まず、最初に部屋の傷などについて、貸主の人と確認をしておくことが大切です。できればスマホのデジカメ機能を使って写真を撮影しておくのがベストでしょう。こうすることによって、退去時に自分がつけた傷ではないという証明が簡単にできます。
その点については修繕義務が発生しないために、敷金も正しく返還してもらうことができるようになります。どこからどこまでを借り主の責任にするのか、入居時に確認しておくことも重要でしょう。書面にして保管しておくと、裁判になったときにも勝てる確率が高まります。とくにカビやタバコの煙による部屋の黄ばみについては争う人が多くなっているので、そういった細かい部分についても打ち合わせをしておくといいです。
退去時には部屋のクリーニング代を借り主に請求するのが、東京などではスタンダードになっているので、最後にどのような費用が発生するのかも聞いておくといいでしょう。とにかくすべては入居時に対策をとっているかどうかで決まることですから、入居時には細心の注意を払って契約まで持っていくのがいいです。賃貸物件に住むと、一戸建てとは違ったさまざまなトラブルに巻き込まれる可能性があるという点を知っておくだけでも随分違います。騒音トラブルが起こりやすいということを知っていれば、角部屋を賃貸するなどの対策も講じられます。