マンションは数千万円もするケースが珍しくないほど、高い買い物になります。そこで多くの人が利用するのが、金融機関の住宅ローンです。住宅ローンを利用すれば、マンションの購入費用を金融機関側が立て替えてくれますので、直ちに入居することができます。自分自身のマンションを持ちたいという人や家族には、とてもありがたいサービスではありますが、住宅ローンには金利に応じた利息を支払う必要があることを、覚えておきましょう。
最初に述べたように、マンションはとても高い買い物ですので、住宅ローンを利用したとしても、長い年月をかけて、月々の返済をしなければなりません。支払い期間が長いほど、利息が重くのしかかってきます。住宅ローンの金利には、変動金利と固定金利、全期間固定金利の3つが主な種類になります。多くの人が利用するのが、変動金利で、半年ごとの金利の変化に対応するものになります。
金利の大幅な変動に左右されやすいのが特徴です。固定金利は一定期間、金融機関が定めた金利で返済を行う方法です。金利が高い時には有利ですが、逆に低くなると損をします。全期間固定金利は、完済するまでずっと金利の変更ができません。
数十年先の金利を予想する力が必要です。マンションは住宅ローンの返済だけでなく、最初に諸経費がかかったり、長く住み続けると設備の修繕に費用がかかるようになります。そのような費用も十分に考慮しながら、余裕のある住宅ローンの契約をおすすめします。