アパート経営を始めるためにはどれくらいの資金が必要なのでしょうか。ひつよな資金がたくさんあればあるほど良いのですが、実際にはどれくらいあればよいのでしょうか。アパートを取得するためにはいろいろな費用がかかることは知っておかなければなりません。売りに出ている物件には売出価格がつけられていますが、それだけの資金を準備すれば良いというものではありません。
買うためには税金やその他のいろいろな費用がかかります。これらの費用のことを諸費用と呼びます。諸費用の金額はそれぞれのケースで異なりますが、物件価格の1割に収まることが多いです。ですから、用意しなければならない資金としては、物件価格と諸費用の合計金額となります。
それだけの資金を自己資金で用意しなければアパート経営はできないのかというと、そうではありません。銀行から借入できるケースが多いですから、全額を自己資金で集める必要はありません。銀行からいくら借りることができるのかは、それぞれのシーンで異なります。物件の収益性が高いものであれば多く借りられる可能性は高いでしょう。
また、個人の資産が多いほど借りられる金額は高くなります。それぞれのシーンで異なるのですが、物件価格7割から8割位までなら借りられるケースが多いです。収益性の高い物件や土地が広い物件なら資産価値が高いと考えられますから、フルローンを組めることもあります。つまり、物件価格の全額を借りられるわけです。
この場合、自己資金として諸費用だけを用意すればアパート経営を始めることができます。